湧き出すワンダーランド VOL.2 無垢な創造性にふれるとき
アンフォルメル中川村美術館の名称の由来は、第二次世界大戦後に大きな転換をもたらしたアンフォルメル(非定形)という美術の動向によっています。その中心となった作家の一人、ジャン・デュビュッフェは障害を持つ人びとの作品に深い感銘を受けて価値を見出し、それを「アールブリュット」と呼び、生涯愛し続けました。そこには従来の西洋美術の伝統的価値を否定する意味が込められています。近年アールブリュットという既存の価値で測ることができない独自の世界への関心が高まっていますが、本展では、南信州の施設やグループホームで、日々制作に取り組んでいる作家9名を紹介します。
ギャラリートーク
9月12日(日)・9月26日(日)14:00〜15:00
本展を企画担当した美術スタッフ、長野県西駒郷でアートサポーターを勤める小川泰生さんが、作者の背景について、作品が誕生する背景について説明します。
出展作家
春日武 北原理穂子 佐藤元子 田中一浩 林知子 松井直樹 水野剛志 宮澤薫 柳澤誠
Information
- 日程
- 2021年9月4日(土)〜10月3日(日)
- 時間
- 開館時間 9:00〜16:00(火・木・土・日・祝日)
- 会場
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アンフォルメル中川村美術館
- 料金
- 入館料:400円/障害者・介助者(1名)200円
- 問合せ
- アンフォルメル中川村美術館
TEL 0265-88-2680